KIT虎ノ門大学院の公開講座に参加して(1月9日)

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先日K.I.T虎ノ門大学院の公開講座に参加してきた。

今回のテーマは「マーケティング」。とても面白い講座で、MBA全て履修は色々とできないだろうけど、科目で1つでも受けてみたいと思った。

その中で非常に印象に残ったのはテーマを。

出版業界の売上が落ち込んでいる。マーケターとしてどう考えるか?

これを1分間で考えて、1分間でテーブルの皆さんと共有して下さい、という課題。実際はきちんとしたデータが出て、ある程度情報を得る事はできるのだが、ブログに残したいのはデータではないので、課題も端折っている。

 

私が考えた事は

  • インターネットの普及に伴い、電車などで読む行為が減り、結果本の売上が下がった。
  • 本以外の遊び(ネット、携帯)が増えた

とか。安易な考えだけど、どうしてもそう考えがち。

でもこれは全然ダメな考え方。

 

そこで先生の言った事を要約すると

原因を考えてないで、どうやって売ろうとするかを考えて下さい。

確かに。

 

不利になると外部の要因を考えがちだ。

「売れない要因はAとBとCとDとEがあります。」と力強く言っていても何も変わるものでもない。

要因分析なんてするな!ということではなく、最も知恵を絞らないといけない所は未来を考える事だということ。

時間が限られている中で、知恵を全て注がないといけないところは売れない要因ですか?と言われればぐうの音も出ない。

 

システムを作る際にも、どうしてもリスクを考えて「やらないこと」の羅列をしてしまい、責任の境界線を作ってしまう。

リスク要因を書いていると、仕事をやった気になるけど、本当に大事なのはそこか?と。リスクを受け入れてもやらなければならないと考えないと次に進まない時もある。

 

課題を見つけた時、原因の分析だけではなく、未来を考えてビジネスを考える癖を身につけないといけないなと思った。


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