今日速報が出ていたが、SMAPが12月31日をもって解散するらしいですね。
SMAPは当然知っているけど、例えばグッズとかを買うファンでもないし、「○○さんが出てるなら見よう」とかはない人間です。
まぁ30過ぎたおっさんがこれまた40を超えているようなアイドルの追っかけとか怖すぎるので、当然ですね。
とにもかくにも「野生のSMAP」が世に放たれるのは避けられない訳です。
野生のSMAPを誰がゲットするか?
「エンターテイメントはテレビでなくてはならない」という時代ではありません。
現にYoutuberと名乗る職業(?)すら出てきた+テレビ離れの現代社会において、元SMAPがテレビで余計なしがらみに縛られることなく活動できるというのは非常に魅力的です。
暴露本が最も稼げるコンテンツだと思いますが、さすがに秘密保持契約をガッチリと結ぶでしょう。
そうは簡単に印税で稼げる状況は作らないはずです。事務所のイメージもありますし。もったいないですけどね。
ジャニーズ事務所が解散劇を使ったプロレスをやる気があれば見直しますが、それはさすがにしないでしょうし。
となると今まで通りSMAPさんはエンターテイメントの世界でこそ力を発揮するはずなので、そこで活躍できる場があればいいはずです。
とはいえ、ソロでもやっていけるだけの知名度があるとモブキャラで使う訳にもいきません。
SMAPの看板があったればこそだったかもしれませんし、野生のSMAPを使いこなせるかは容易ではないんじゃなかろうかと。
再現VTRとかに出てきたら「え…」って思われてしまう立場ですからね。
テレビからインターネットの世界に活躍の舞台を変えてほしい
最初の解散報道が出た時からこれは思っていました。
テレビ離れは言われて久しいです。
平均、特に若者世代の下がり方が顕著であり、確かに若者と話していてもテレビの話題は出てこない気がします。
私がその話を振ってないからかもしれませんが…。
ただ、片時も携帯電話を離すことなく生活している現代の若者にとって、決まった時間に見なければならないテレビの価値は相対的に下がっているのはほぼ間違いありません。
ブランド戦略コンサルティングを行う(株)リスキーブランドの調査によると、日ごろ、よく目にしたり、見たり・聞いたりする情報経路/メディアは以下のようになっているという調査結果がありました。
数値は、日本人全体の項目毎の割合をそれぞれ100としたときの「テレビ離れ派」「テレビ好き派」各々の値(指数)を示しているそうです。
詳細はこのサイトです。全て表示していませんので、詳細は以下を。
テレビ視聴者の動向(http://www.riskybrand.com/report_140710/)
Date: 2014, Jul. 9
Source: MindVoice 2008~2014(リスキーブランド実施の生活意識調査)
テレビ離れ派 (N=858) |
テレビ好き派 (N=1,201) |
|
テレビ広告 | 60 | 119 |
テレビ番組 | 55 | 127 |
テレビショッピング | 48 | 163 |
ブログ | 121 | 111 |
SNS(mixi, Twitter, Facebook)など | 132 | 90 |
ネット上のバナー広告(動画含む)~2014年より~ | 120 | 101 |
ネット上にある、その他の情報 | 158 | 80 |
テレビ好き派については、ネットからも情報を得ていますが、離れている側はテレビからはとことん離れている事が分かります。
離れる人を繋ぎ止めるのはなかなか難しい気がします。
そう考えると、今の若者が離れてしまっている状況で巻き返すのは容易ではありません。
対してネット広告はというと
2015年の動画広告市場は506億円、前年比 160%の成長率に。 翌年2016年には、スマートフォン比率が過半数を占め、 2017年に1,000億円規模、2020年には2,000億円規模に到達
「サイバーエージェント、国内動画広告の市場調査を実施」より
https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=11208&season=2015&category=ad
と言われているように、2020年には今の4倍となると見通しがある市場は魅力的です。
是非野生となったSMAPにはここに進出して試してもらいたいというのが、全く関係ない人の思いです。
「エンターテイメントはテレビがまだ一番」というのを壊すには、大きなインパクトがまずは必要です。
その可能性がある一撃となり得る可能性がある人たちだけに、余計にそう思います。
何するか?
ドワンゴには頑張ってスカウトしてほしいですが、どこまでやるでしょうか。
もしくはソフトバンクがスカウトでもしたら面白いんじゃないかと思います。
個人的にはネット内でちょっと無茶苦茶な事をしてほしいですが、そうもいかないと思うので、一般人との絡みが分かりやすいですかね。
今は何でもシェアをする時代です。
一般人と街歩きだって十分話題になるはずです。
また、それこそ森且行選手とのレース対決とか、レース場巡りとかあればファンは見る気がしますけどね。
フリーになったからこそ、テレビのしがらみから外れたからこそできる事をこのクラスの人たちにはやってほしい気がします。
と、まあ色々と書いていますが、「テレビで干される」とかコメントにあったりします。
でも「テレビでなくてはならない」という理由は今の時代ない訳で、テレビで一時代を築いた人が、なんやかんやでプラットフォームを変える所は見てみたいですけどね。